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新南風俳句会7月例会の互選高点句を紹介します。兼題の飯匙倩(ハブ)は普段なかなか見るものではないだけに苦労したのではないでしょうか。 (蘇鉄の花) 雑 詠 梅雨晴間一望千里の島岬 和江 研ぎあげし包丁先ずは初鰹 のり子 カンツメの碑文哀しや木下闇 てい子 白き腕風を着こなす衣更 好子 絹のやうな母の白髪を洗ひけり 京子 忘れ傘届けて長居梅雨真中 清子 武家屋敷裏に玉解く芭蕉かな ゆうと 俎板の軽きリズムや夏立てり ツルエ ふらここを漕ぎて少女に戻りけり ひろみ 身の丈に合わせ生きるとサネン花 萌 草を引く生命それぞれいとおしや 昌子 兼 題:飯匙倩(はぶ)・菖蒲 菖蒲湯に細き母の背流しけり 磯乃 芭蕉湯や五尺のからだいとほしむ 好子 のたうつはハブ討ち棒の先のハブ 克彦 ハブ捕り女今日は墓参の花を売る 和江 打ち据えしハブや余力の身をよじる 史朗 老いてなほ口上若き飯匙倩博士 ゆうと 嬰そつと抱かせて貰ふ初節句 ツルエ ハブ体験身振り手振りの農婦かな 頼子 千の風受けて揺るるや軒菖蒲 茜 花影に抜け殻長しハブの道 律子 「のたうつは・・・・」の克彦さんの句、「打ち据えし・・・」の史朗さんの句は見たものでなければ表現できない臨場感があります。その他、臨場感のある句で私が選んだ句を紹介します。 ハブだハブ民生委員駈け来たる 凡太 「ハブが出た」男四・五人駈け出せり セツヨ 花ゆうな恋ふる魚棲む汽水域 熱帯夜ジンベエザメは眠らざる 人泳ぐ水族館や熱帯夜 ゆうと |
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